幸せ、という言葉は、放たれた瞬間から、物に変わる。言葉は、所詮対象を示す物に、与えらたに過ぎない名前を当てこすり、決めつけるだけに満たないままを認識し、それだけが答えである、と偏執し、固執し続ける。私は、誰かに呼ばれなくなり、私では無くなる。喪失した存在と名前は、肉感を失い、薄っぺらい価値を破棄し、あらゆるシステムを覆し、自らにもう一度帰依する。ほのかに揺らぐ月日をフラクタルにシステム化した所以を切り取り、花咲く緻密な夜の鎧戸を叩くファシズムな音色が、神経質そうな戦争を呼び込み、矛盾した主観に這い出る間から沁み入る隙間に更迭される雰囲気を逆撫でし、複製される真偽にパスワードを持ち込み、あらゆる統治に引き込み、猥雑な過程に締結され、枯渇し、高潔な意味を見失いながら、永らくは、絡まる矢先に信仰心などを促し、支配したがり、従えるだけを、自らに呼び込む翳りに入れ込み、誤魔化すだけに漁る過程に、代価を支払う結論に至り、永遠だと思う時から、愛は白けて行き、行き交う全てに生かされては、解する意味に避難し、拘うままに、汚された現実に擁護されるだけの商法が騙し合うだけの建前に貧困化しては境界線を生み出し、線引きする間から奪い合うだけの戦争の音が鳴り響き、貧寒な時代に入り浸る欠乏が結束されては、天啓を受け取りながら、ロジカルな浪費を繰り返し、信じるべきはどこにも無い、と宣言する途端に、この命は同様し続け、自らの揺らぎの反響で崩れ去るだけに至るような名前の重力に屈するだけに至る。
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