2014年7月9日水曜日
神聖な時に纏わる愛
思い出のようなものが時系列を無視して夏と君がはぐれる、赤みがかった夜を支配しながら、戦列から抜け出し、静寂と平穏無事に絡まる絶え間ない今に広がり配される愛は、無限からも超越し、今に超克し続けているわ、不確かな今は欺瞞を孕みながら、誠実を突き抜け、自然体でいる。空に晴らす間柄を据え置き、この愛だけに解ける彼方は心地よく沁み渡る今を歌い続けていく。その抵抗力にこそ、力を超える愛だと言える。嬉しさ、とは解けるものである。分け与える、と語る神に神自身を認識できずに、自らの驕りに溺れるだけだ。自由とは何だと刹那に語りかける。買えるものとは、買わされるだけに過ぎないし、生きているとは、生かされているだけに過ぎないが、結ばれる為なら、何だってやってみせるさ、と昇華する命は永遠を悟り、導かれる為には、規則を守らずに、逸脱しては、錯綜しては、解する命から導かれる為に、乗り越え綴る。人間的二面性が対立し、あらゆる世界を分断させる。人間であるが故に狂うのであるし、人間であるが如く狂わされるのだ、人間から抜け出さない限り、自らに勝つ事は不可能である。馳せる自己に加担する自分を引き剥がし、確かなものが蠢きながら、訝る日々に従属しては、十全とした意味を繰り返す君に比す意味だけが、空席を生み出し、翻す後から広がる意志だけが、世界を形成し、加勢する今に導かれ、稼動する君だけが軋みながら、無残な形や、経路や、露骨な意味や、 翻す後から世界は彩られ、確かな季節だけを重ねて行く人間自体が道徳あると言い放つカントの銃弾を詰め込んで世界を撃ち抜く。見落とした善意や、狭い価値に広がる懸隔や、乖離した感覚が、ジェラシーを生み、大切な時間を分け合いながら、理由を浸透させる。永遠の純然たる精神、枯渇しない領域と自らの流動性を掴んでは、確かな愛を結んで行く。
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