ページ

2013年8月29日木曜日

何億年もの孤独を抱えた夜の日記。

揺らぐだけの木々は他人のようだ。燕よ。俺も連れて行ってはくれないか、と口ずさむ合間に 幸せなどは割って入り込まない。人に理由は含ませず、我々を慰撫する歪な瞬間も凍り付き、 過去にも残らぬままに認識に収納される。暗雲立ち込め、安易な寂しさなどは埋め合わせるだけの 痛ましい愛だけを求め、取り止めが無い快楽や、縋る思いなどを求め、胸を撫で下ろす瞬間も思い出す翳りから 只管逃れる日々です、と促しても、明日は短いし、自覚する間に終わるし、互い違いに倒錯し、 決して同じ位置などに戻りはしない。ただ、ゆっくり嬲り殺される様なら、 直様散り行く覚悟で挑むのが生命の役割だし、負かされる訳にはいかぬ。悔しいままでは、 ルサンチマンのままだし、思う限りに際限は無い。 何もかもに見捨てられても、私だけは私を見捨てないし、勝ち負けや善悪や普遍性などは、 はじめから用いもしないし、何千光年を只管ひとりで歩んで揺蕩う鎮魂歌に身を寄せるより、 身体千切れるまで痛みを認識しても、何も語らず、カタルシスは自己だけに促され、 何事にも項垂れる必要性すら無いのだ。この夜に磨り減り、刷り込まれるにあらず、 成し遂げた後の満足など撲殺して、我に帰する前に悪戯な日々は空腹に消費され、 消化されるに至らせる訳にはいかぬのだ。 疲れたままでハミングする。密接に結ばれる恋も愛に似たニュアンスを吐き出し、 定義ばかりを求め時間に理論を用い、理想を権威で打ち砕くだけの原因が物事を疎外し続ける。 慢心ばかりを抱え、大丈夫と至る君に苛立つから、と離れ離れになった場面で担う意味も、 似合う君の衣装の呪いや、重責する残り香に増える破片や、真理や心因が木霊しながら、 黙礼する余生に完結的な成因だけが司り、隷属化した支配の気配から逃れ、 大切な意味とは君に結ばれ寄贈され、時折に媒介しながら、絶え間ない時を頻用しながら、 成長期の今に来たる意味だけが意志を繋ぎ、紡ぐ意味だけに永遠が蛇行し、君をもたらし、 最愛の意味すらも帰結し、季節で風化し、根絶された後が灰になり、面影携え、 小さな産声や愛に変わるまでの日々が成虫になり、辿る生命の温もりや、優しさに時折解け、 この消えない痛みを大地にすり込んだ侭に、舐められた態度で扇動する事に対しては、 行動を続ける。この快癒されない痛みに靡く意味だけがニヒリズムでも、ルサンチマンでも無く、 プリミティブな怒りであり、取り戻すよりも改変し、変革を彩る意味だけに纏まる電車の電飾や、 遺伝子の残り香が煌き放ち、絶え間無い一瞬を照らす街の明かりなどが永遠を描く。 全てはなだからに確かに、円を描き回り巡る。全ての様相は過去を孕み、幾重かに散らばり、消え入る。 この論理すらも、数億年前のものであり、数光年先のものだ。 放て。たとい消え去るとも知らず、単に行き交う全てが生きる為に、生命が勃興する音頭で躍るよりも、 躍らされる意味を悟り、永遠に躍るために自らを変え続ける。 感謝、生きる為の記念碑は要らず、廃れるままに放置され栄養と化すのだ。御礼。

0 件のコメント:

コメントを投稿