口紅で描いた絵本
獣肉を貪る人間たちは怖いと彼女たちの赤い衣服は傷痕と爛れた金銭欲と
動乱に蠢く拝命に鋼鉄される警醒の仮面を葬り去る
「罪滅ぼし。干潮を迎えた心は啼くことも忘れるだろう。野ざらしにされた、何も無い価値観にこそ、新たな概念と感性が生まれる。何も無いからこそ、何かを埋めようと、必死に発作と孤島で闘争する。誰かに抱かれた記憶のバカンスだけが、今を起算している。ドレスアップされた人生の欠乏症に、鎮静的な愛の五感を下さる未明に自分という薄い膜を剥がすのだ」
心無い涅槃で核家族が心中している魂も靴底に隠れ
誰もが飢えていて誰もが意味と何かを無くしているから探すためにきっと
重複しては均等と平衡な今を予言したいのだろう
理想と現実などは埋める必要性も無く
流動的に動く事を知る者にこそ
識者は感染症のような事実を無為にする人類の枯渇に痺れをきかす
「フェアな小説の中での主人公のような季節に乗る。崩壊した現実の座標のシグナルを探す、無記名の少女たちの懐郷に深層心理を明け渡す。大乱の悲憤が交錯する自傷する橋を越え、低迷し、停泊する一部始終に混濁する寄生虫のような感慨深い快感に時論の椎間板に激しい掃除を繰り返す。発散する場所は感知器を壊した無償の24時間に軽薄な性行為を与え、分解される心には浸透し自覚した企業家を壊す程の兆候がそこに存在する」
締結される異次元の境内を渡る
大反逆の鼓動だけが繁殖期につながる
爆心地につながる倒錯した真実にも経緯を施すような胎盤に眠る分離帯に
ぶつかり平穏無事な哀傷に屈強な権威と自己犠牲の配布を終える
「運命論と中性子の心。ダリと反逆児たちの絵が脳裏に宿る。童話の中のイソップは嘘吐きの革命家。誰かの過信している重複する真実に退化する事情を告解させた今が警醒の理論につながる。無智な日々に奨励を与え。賞レースには症状だけが時空をさ迷い、利益につながる哀歓に腹式呼吸のような正義を貫くようだ」
貨幣に追加した喜悦を腐らせた張本人は大衆なのだろう
畜生と叫んでも届かない形跡に踏みにじる今の冷笑する主神に競売された心を
絶対的につなげる
「撹乱される今も地殻変動の意志に混同している。静観な事実だけが呼び覚ます出来事に産廃しているだけの、照合を加えるのだ。総ての不正だ。術は罪なのだ。総ては拗ねて捻くれた現況だ、と。君は行程をさ迷い、無機質な壁に悪態を描き続ける」
電解質にまで切迫感を壊した追憶に派生する真実も検疫に蘇生される
ハイジャックするような時代も高潮する紀元前の軽侮も
心情の揺りかごも
孤独にさ迷う泡沫の午後の苦痛も
恐怖に冷めた現実にAshと混ざる寝室で詠唱する数億の鼓笛が自己欺瞞の貞婦に剥離した
情念の言葉数も少ない致命傷のリゾームに感触は災いの理論を生む
達観している現在も過去に呈する真実に血相を変える
「簪に描いた重度の悩み。高徳に描いた罪の重みに耐えられない君よ。遠くに背徳の直訴を加える。廃盤に差別化される空虚な思念が蹲る。異観に授ける少数派の行程にも、神聖な異物が混入されている。廃寺に止まる高貴な少年は、対価を求める大人たちの多岐にわたる残虐な奔走に疲れ切った現代だけが、証拠品のように転がる。欲情する誠実な潔白を支え、演題に戻るようなセンセーショナルな塹壕に隠れ、普遍的な日常に降り注ぐ不幸な蟲が飛び交い続ける」
誰もが彼ら彼女ら数多の生きたものたちを忘れる
忘れるのだ誰もが寂しく浮かび誰もが忘れるものなのだ
小さく歪んだ命も大きな歪みに変わり大敵を打ち崩す神意になるのだ
「退避する君は帰依する場で生涯の全景を消失させる。無題に消えた一人。無名に消えた人混み。霞む現状にも届かない光りにも、鮮明な季節の口論の自傷する私議にも、混生する時代に、密接な今の関係性を熱くするための、人類の悲観的な猜疑心を奮い立たせるような、混同する時代のAcmeになる」
数秒の合間にも消え去る合間にも抗酸化している自分の心にも
焼結する自壊の形跡に体感した時空に虚偽を売る専門家たちは
改廃した偽計に羨望する時代性のインクで幸福な今を描きたいだけなのに
折れた季節は翅を無くし
豊かな心情も行方不明に消え去るのだ
退廃的な時論に終戦の焼け野原が錯覚する自今に卑劣なワイドショーを繰り広げるような
時間こそが羨み続ける悲壮感が花弁につまり
誰かを悲しくさせるのだ。
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