道夫は静寂の街にカタルシスをこぼし涙で溢れた喧騒の中で居場所を探している
中性子の雨が降る枯淡な雑踏は天国を失ったデカダンスに支配されている
魂の音楽が気配を消し
悟る毎日に不幸は忍び寄る
誰かの断末魔が響き
惑星の終末論が引き裂いた恋たち抜け殻のように愛撫するのだ
倒壊した原野をさ迷って数光年の血の池を歩いた
森羅万象の警務に広がる雑多な気分が薄情な毎日を昇華させるだけで
この幼稚な胃腔の彼方で誰かの愛を踏みにじる汚い金の音が資本論と混ざる
道夫は恐妻たちに捕まりレイプされている
純粋な加工物だと面影に止まる形骸たちが笑い
悲壮感漂う歴史の鎮静剤を打ち込まれ
混濁する瀕死の狂態を晒すように
この裸体で唯々
滅亡的な明日を歩いているのだ
嘲笑と愚行の家畜のような悲傷が道夫の刹那に同化する
道化師たちはキャンドルを蹴飛ばし
折れた鼻で境界線をかき消している
純真な季節が終わりを告げ
感傷的な内面が廃材のように溜まる幻想的な位置で
拡張される維新たちが平凡さを壊すからと
道夫は終章の慈悲に悶える最後の孤独者なのだ
倒錯する毎晩のゲリラの排泄
虚像を隠す処世術を垂れ流す人工楽園の春
無償の闇夜が軽薄な心情に投函し
精魂尽き果てるまで燃えた安い明日が薄命な新体制の拒食症的エゴイズムと
独占欲だけの価数の領地で異教徒たちを大虐殺する
人間が人間を模造する
この狂乱な月光を浴びて
道夫はGaeaとセックスして
背びれから溢れる情交の価値観や概念や観念が衰退する今と怪訝な
日々の妄想的な生薬と混ざり
道夫は膝から崩れ落ちるように
中年夫婦が仲良く手をつなぐ景色に心奪われたのだ
地下組織集団が亡骸になるパンストの音がうるさい隣の女の部屋の悟性が溢れてくる
大粛清とホロコーストの夜更けが幻想的だと鬱積したシナプスの廃炉の夜明けが
カタストロフィとドストエフスキーの銀河の妻になる君は
和解した季節に罪をこぼすのだろう
老廃物の原子炉の公害が悲惨だと誘致する君たちの利権で絞殺される沈積する隕石なのだ
番外編の夜が解けるシリコンの夜明けに涙は観念を忘れ静寂の悪意に染まる現象に
透析する不謹慎な闇夜につなぐ君の錯覚している
現況に爽快感を与えるのだ。
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