ボードレールのパラノイア
信号を踏んだ君は枯れ葉剤で崩れた記憶の孤児たちの愛を知るべきだ
感受性の鳥が堕とす孤独たちは醜悪の慈愛に満ちている
歪んだ愛が犇めく
金の亡者たちが異臭を放ち
混じる奇跡を知らず
人間とはプロレタリアたる権限を放つ権威のウィルスをはき出す空想なのだ
超自我は疎かだと認め
君は金魚鉢の中でマーメイドの凍える景色を妊娠し
僕は性病みたいな未来の拳銃で因襲する夜道を打ち砕くのだ
歓喜は苦悩を生み出し誰かの虚空がさ迷う月桂冠をかぶる僕は不満げで
何時も皮肉ぶった私消に懐胎される
ドメスティックな愛人たちは半狂乱して人道主義を忘れるのだ
博愛が無いビジネス
迫害される君の孤高の勘定を支払う懺悔と友の止汗剤と共に
終戦の闇夜が何光年もの屈辱の平価を支払う
「運命が消え去った今。只流れる奇跡を浴びる。収容所につまる面影の動植物たちの苛立ちや、正攻法の理論で処刑する君のえん罪の掃きだめ。人徳無き世の派生が叙情的な散歩を忘れ平静の夜明けを待つのだ。」
万華鏡で一億の痕跡を残す
高揚感溢れる時系列に近接する成敗の記憶
細胞膜に中毒性の朝が詰まり乾燥的な凶暴性を捨てた君は賄賂を受け取り
正義をうそぶく
「悟性が消えた。カリウムの海に処女たちの字幕が垂れ流れる。時効の夜明けがヨハネと人劇的潔癖の烙印。尊厳を無くした君たちの融合と豪遊が犇めき煩いから、僕は革命を起こし君たちに平等を与える。」
人類的ホロコーストが賃金を膿み出した聖夜の気泡が重労働を引き起こした
充実した悲傷に患部は平行線を歩き
収納されるモンスターたちは懐疑的な症状に恋う
だんだんと昔年の解離性の廃物の思想がジェネレーションを潰すから
新世代のセカイ系のブントたちは凶作の鱗雲に乗り愚行だけを知らす
君の予言は剥製の境涯に捨てたチタン
戒心した夜道に刹那は溜まり
一部始終は感動にあふれている
胡弓の音が子宮に響き僕は忘れた季節を取り戻したのだ
「お帰り」
ガウンを脱いで枯れた恐妻たちと遊び
僕は清貧の浄土に無念を捨て
原形が無くなるまで愛するのだ
原子が消灯するまで
僕はこの命が救世主を探すような英雄視とカリスマ性を取り戻し
ファンタジーに生きる妄想狂と呼ばれようが
瀕死の毎日を泳ぎ
救済されない今を助け正す意味に存在したいのだ
誰かの感情を進化させ
上界に睡魔を盲動の君の陽子につなげ
混色の持論で背徳の慰霊碑に土下座し
矮星の狂態に僕は人工楽園を産みだした
「小鳥に乗る人格障害のヒトラー。ゴッホが切った耳の愛を食す僕。ミメシスと詩神と恐惶たちのシャンパンの中の灰皿の上で踊るBeethovenのワルツ。我利と滅亡を叫ぶMuhammad。月経の憂愁を知る暴君ネロの主神。潰瘍のマルクスや、発狂したニーチェの思い。永遠平和を詠うカントと僕の諸行無常。Buddhaと安楽施設の強迫性の林檎を食べたアダムとイブの共闘。スターリンの境涯の同性愛。両性具有のカミュにゲーテは感激の醜状をアンテナにつなげ、僕は制御不能な鑑別所でバリウムとレコードを食べた。内向的不純物を生み出すランボーの悲しみ。ブルトンのアンニュイな共産党のブチ。中原中也の神学にファシストたちは全滅するだろう。朔太郎の描いた吠えた紀元前に魂を売った僕は履歴を踏み台に第六天魔王の形容詞を歩き、降った胃袋の彼方でヴェルレーヌのアルコールが貧相に求愛するのだ。仲介人の毛沢東に強靭な廃道を歩くキリストに、ジョンレノンの断末魔が僕の照合性を無くした影に水深を与える。ルドンの憂鬱に、回収車に乗るルソーの時雨。 ニュートンの悲劇的な街並み。アインシュタインと整形の夜。水素爆弾の闇が虚偽の試練に耐え、人類の終わりの標記など皆無だと、僕は妥当な私議に自虐的な灰色の猫を抱きかかえるハンナアレントの収去。去勢された多罪の太宰治に境地は反乱の処置を迎える。」
不平等に産まれたのだ
不謹慎で不感症に羽化し
同感する日常の怠慢と歩き共生する時間に敗北感を味わい
短絡的な傷痍に喧騒は理性を無くし続ける
その嘔吐を踏みながら僕らは生き続けるべきなのだ。
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