患う僕の銀河の母性愛が響き渡る
回数券を持った犬たちがドライブしている
灼熱の魔法に汚れて
天国のラブソングに銃殺される
昔話のカブトムシが話しかける
僕はチタンの朝に老けるだけのまやかしを隠した日々に終焉の
合言葉を与える
雨滴が運命を支配して
楽しい面影がタイルに描かれ
枯れ果てた気持ちで永い永い季節に屈折した履歴を与え
僕は複雑に締め付ける赤ちゃんたちの泣き声が
林道と涙腺に嘆くから
大空を飛び交うラストシーンに魂を捨てるゴミ箱の気持ちだと
君の輪生に木霊する
無垢な木の幹に掴まり
五月蝿いテレビたちの口論を掻き消すように
君をおぶって歩く
虫の鳴き声のラプソディ
悲しい熱帯魚の色
キリストが羽化した悲哀
タンポポの夕暮れに支配され
アナーキーな僕の手錠に捕まる君は不愉快な寒さに思想を潰されたのだ
音も無く空腹に歩く
追憶の傘を持つ老婆たちがうがいしている睡魔たちは
建設的な妄想に失格者の烙印を押す
母体は未完成のように余罪を追求する
理想と現実は埋まらないから素晴らしいのだ
曖昧なカーテンを引き裂き
隠れた君の裸体に投げかける
思い出が解離性の花に
紅茶の姉妹の部屋でカルメンを踊る静寂の花嫁たち
無人駅で佇む僕の混沌の汽車に乗り
閉塞的な遺伝子の回路を歩く
服従した草花生い茂る
道筋には未知数の君の欠片が
死滅して
大胆にはだけた必然を抱きしめ
僕は徘徊する深夜の痩せた豚箱の廉恥を数える
核家族たちは分不相応な神経を与え
拘束着の煮沸洗浄を終えると
僕らの太陽が堕胎する
星雲に乗る邪険な葉書に集まる
フクロウたちの眼球には
愛情の施設が混濁して
僕は薄情な毎日の羽音がオーガズムと混ざり
理性の無いリセットボタンを押すから
身体が邪魔で
君の膵臓に住みたい心たちの
断末魔が極彩色の不死鳥と乱舞する
屍眠る時折の瓶底の愛憎がひしめき合い
感情移入の排卵日には
僕の陽子を授ける
奇縁な毎日を進化論で埋め尽くして
解剖される原生林で空白を埋めるだけの恋情に折られた木々たちの修正液で
君との最愛の夜を不問にする
愛し合う金星
堕落した静粛な夜道
二人の陽炎
乳液に混ざる世界の脱力感
軋む劣悪な火山灰を浴びて
生活感は不在な闘いを嗚咽の彼方に捨て去るのだ
願い事をする祈る凍えた少年の刹那
内服薬は君の誠実な朝の湯加減
現象だけに散りばめた吸収合併の焦燥感の愚行たちを眺める
浪々と有刺鉄線の告白を超えて
不純な気負いを脱いだ浴衣姿たちが密接な同意書の配下になる
副作用に踊り疲れ
輝くインプラントを埋め込んだ
手首の叙情的な悩み事に
氾濫する回収車に乗り
君の密室に移り住む
永遠の恋路は球体と歌う
プラトニックなララバイ
来世は必ず君の胸元で契りを交わし
粉飾溢れるオブラートに
包んだ慎む愛を知る
美しい悲劇よ
言葉の産卵よ
夜霧に舞う僕らの機関銃を
持って正解を待つのだ
ブラインドを閉じ
ブラスバンドが永劫回帰する頃に
コロニーでは妥当な毎日を消化する複製の科学者たちが
陰湿な給付金を配るから
僕は悲しみに暮れる罪を背負い
楽しかった嬉しかったと泣くのです
ずっとずっと愉しく鳴くカラスを集めて
僕はずっとずっと泣くのです
小さな影絵を踏みながら
内戦の甲殻類たちの寝室で
値札がガラスの水彩画に入り交じり
醜態をさらす劇薬に身を染めるのです
地球の悔悟を罵りながら
僕らは挫折した乙女座に死滅するのです
小さな影絵を踏みながら
僕らは哀感に浪々と心拍数をつなげ
神格化の老夫婦たちの射精を眺め
軽傷の不義の初潮を浴びて
地上の楽園を目指すのです。
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