ページ

2011年11月10日木曜日

ラジオから流れる肥大する固執。

枯れ果てた物語に
住む君よ
記憶の遺伝子に詰まる
僕らは陽炎のように
恋を無くし
切なく苦しい面影に揺らぎ
愛は死んだのだ
僕らの手の中の洪水で
僕らの太陽の舌の上で
佇む君たちの傷口
耽美なる憂鬱を抱えた空が
感嘆に暮れる鮮血よ
忘れた懺悔に響く
心の絵画よ
綺麗な思い出だけを残し
孤独な白い家で
永遠の帰宅を待つ
交わる街は優美に応え
君たちを失ってから
踊る心は淋しく分裂して
やがて神々の待つ終電に泳ぐ
刹那の性行為の痕跡たち
贖う気泡のような人生よ
僕らは老い
季節に嘆じる夢を忘れるのだ
星屑のジュエリーに
ジレンマを捧げ
星のハシゴを登る
境界線の無い非売品の君は
暮れる自然に乖離して
僕はやがて誠実さの無い銃口を自我に向ける
童謡の世界に住む君の衣装に着替え
洗濯物の香りや
路面の味に死滅する人生たちを抱きしめ
安定剤のような今朝を買い被るのだ
頸骨に響く羽虫たちの論争を聞き
悔恨の棺に隠れるマドンナたち
抱擁する人権のトラウマの牢記
間違いを濁し
風景に燃え尽きる残像のように
興奮するのだ
挫折した甘美な苦悩を遮る紫外線の数多の幸福
絶えず広がる本能たちが汚す今朝を愛して
旋律を駆け巡る塔の彼方で理論をうち砕き
心躍る日々よ
狡猾なフェンスを跳び越え
僕は温かい自傷を称え
懐郷に潜む恋歌に倒錯するのだ
時代は病性を抱え
偏執する怠惰な心にロマンスを下す
僕はSeasideでメロディを探す
群青色のスニーカーに愛する人類の悲観的逃亡
犬歯と抗う寄生虫たちの半世紀の紅潮する森厳に佇むように
理想を込めた弾丸を終身の屋根に撃ち
凍える心臓の隣で老人の夢が剥離した季節をマインドに閉じ込め
背教の異質な掌の上で沈積する群像の球体に愛憎を放つ懐かしい君は
警世の夜明けを待つだけで痺れる明日を知らず
抑止される叡智に響く
高揚する気持ちは無くなり
喜悦に聳える季節は無くなり
瓦礫の空に奏でる粒状の言葉を無くし
変容し変奏する人生の統括を忘れ
大気圏に捨てた心の乱気流や
凶暴性を捨てた乳児たちが連呼するのだ
服用する悪魔の除草剤で権利を無くした自閉的な明日の鼓笛を鳴らす
媒体する懐郷よ
心情がドライブする涅槃のギターの音が決算する
人混みのKnifeが飛び交い
未収の愛に滾る
僕は徘徊したヨハネの言葉で倫理観を砕くように
君の症状を連理させ
香料と群像の悲憤を退避させる流浪の日々を描き
厭世観の卵の中で重複する太陽を眺め
形跡を踏みにじる代用品の中で焦躁するのだ
光年のスタッカート
虚偽の街さ
分子と暴れる僕は失格の精魂を捨て去り
無重力でマネーゲームの孤島で柑橘系の油田に住むメシアたちと
艶麗な奇想を企てる
彼女たちの童話に住んで
僕は博愛する
時代を審決を梅毒を近世のエゴを
終末論の浸食を
根茎と原子炉の涙を
称揚と正否の概観を壊し
蘇生させるのだ
運命の自壊に汚れ
僕は新聞の中の病魔のように
悪意だけが慢心するから
caramelに蠢く死地の味が陰湿な帰宅を迎える
審美に大乱の虚空
審美の退屈な饗宴を超えて
氾濫する心を留める名作の誇大妄想に塵と滅亡を描き
強酸を浴びるジャズの失踪に
僕は心を衰期させる情愛たちを見損ない
破裂するのだ
時空間を無視したハンドル操作で
茎葉につかまる背教の威信を称えるように
人跡を購い
配色されるドレスに滲む壮麗な木々に無償の価値を与える。

0 件のコメント:

コメントを投稿