パンクロックアニマルたち
パーティーモンスターは
単なるジャンクと化す
飴色の女たちは淋しさを埋めるから
悲しみのジュエリーは増えるから
サヨナラとカラスが歌う世界は美貌と偏頭痛に氾濫して
誰もが産めない愛を産出し
誰もが煩い金銭だけの多目的なダムでダークサイドを放つ
懐かしい境界線
うごめくだけで何ら意味の無いフィルムを燃やし過去に祈祷するのだ
追憶を捨てたら空虚で
追憶に溺れたら夢想が憂鬱に変わるから
優しい涙に揺れるのさ
最後のシーンは断続的な
ミシンでぬった心が震えるから抱き締める腕さえあれば
其れだけが良いのさ
三位一体のカタルシス
ベートーヴェンの耳朶
哀しいベージュの熱帯魚
ラストシーンは産気に溢れる正義
起床すると君の横顔が有ればと願うが
遠くの星空の廃屋で静まる気持ちと眠る君たちは平行宇宙を歩き
分泌物のようなセスナに乗り
改造されるギブスをはめて
火曜日には避妊した太陽を楽園を創造するのだ
季節は魔性の意思の疎開を家族間の平静のタブレットに
断末魔は国籍のないシンプルな喜悦へと相姦され
無言の地球のそばかすを
帳消しにしてはカナリアの亡骸を抱いた少年少女たちが連呼するのだ
「記憶のかすむ名実に、脱兎する主観的暴利の自尊心や、帰宅する場所など不必要なのに自分など無いものなのに無い物ねだりで凶悪な矮星に住む君たちの亭主は理論に潰され昨日の寝息に体制を捨てる。」
落伍者と呼んだ君の格差と階級と屈折した世が跳ねるまでに
失速しない毅然とした体温計に静まる気持ちを称え
艶麗さと君の赤い眼球に描くシロップや
空疎な私欲の滅した懐柔
此の擁護仕切れぬ最後の頼みや
赤道を歩くカンフル剤
割烹着を着た聯立政権や乱立する方程式の根治
直訴するのだ聖戦と呼び狂うだけの人混みを茶化すように
蝋燭の火が消えるまで髑髏のクロースが縮まるまで
冷蔵庫の音が聖者のように
心拍数と混ざり理想の異教徒のように被害者的な損傷を繰り返す
「挫折した星座を集めた。無論と呼び思惟する値札ばかりの日常の戦慄の病者を描いた支離滅裂な饗宴さ、この言霊に彗星を傷痕とミッドナイトの精霊を呼び覚まし、光線銃で描くシリアスな明日にサヨナラと口づけする。」
蛇口からは静養の風致に辿る暗澹と瞑想の木々に揺れる功績を抱え
敗北感に無数の耽溺を繰り返し
仮想する幽体離脱し仮想する
多目的に核融合し勢威の権化のような貴様の栄誉を奪うのさ
制限のない時代性の淫蕩を笑声に変えるように
均等な未来の配分に非礼を赦す恋路の工事中
信仰心は運命論と対角線を描く紙面を形成し
残光に絶えず君の騒然と多感期の妖霊たちの描く指紋を
破綻させ錯綜する鉱石を混じるだけで
静観する一律の憤懣たちを
微風に揺らぐ化合物のように
精神の契合に妄想するのさ
生花の部屋で無知を売るように
この生け簀から脱兎するのだ。