生まれ過ぎ行く日々よ
コケティッシュな明日の椅子に鎮座する飛行機雲に
死せる鈍痛たち
虚無と契約させた魂を浄化させ
闘争機械の揺り籠で眠る
ベクターとマヤ文明の吐息
自分といふ大きな荷物を携え
星を食べる暗闇の悪魔を飼いならし
結ばれ無かった魂たちを集めて紡ぐように
理論上の方程式が崩壊しては
寂寞のメロンを捕食するんだ
僕の爪は優しく溶け合い
記録された縫合の着物に酔い痴れる
ルビーの解けたノスタルジアのウイスキーに耽溺し
君の想いの影を妬むように
シロップと轟音と無気力なメランコリアの痕には吹き飛んだ灰色の世界で永遠にハイだ
ゴッホの向日葵が放射能を食べてくれて
コップ一杯のバロウズの濁り酒で円満なブルースハープを聴き狂い懺悔する
愛というのは不確かなもので
その中の物語は綿密な毒だ
この大気圏に広がる原住民の裸体
遥か無銭の雨が喜劇的だと森とラストシーンが交互に無差別的な愛の革命をリングと
イノセンスを浴びる程の愛液の火星にリバイバルを暗転と巨石の時代へと投函する引き裂いたジュエリーのマシンガン
ホログラムの地球に嗚咽を感じ救世主は我が身を鋼鉄の誇大的硬質なる円買いの布団で
太古の祈りを知るような万能感と絶望感の海馬に
彗星がミントとフレアの美醜に完全な主義と思想に這い蹲るように
断続的な終末論の睡魔にミトコンドリアの彼女たちの
カナリアが反駁の迷路で
季節感を磨耗させ
エンドレスなオーケストラのランドセルで
メリーゴーランドを束縛したんだ
夜明けを待つ夜行列車で艤装され
コインとマンホールの毛糸に歪な正義感に拍車をかける
アラベスクと名前を失った町
鎮座するストロベリーアイスの地殻変動に夜霧は無為の感激を飛ばすのだ
シーラカンスと雪化粧と時計台
審美とジオラマの天国へのドライブ
星の痕
涙の今世紀たちは無傷の雨に揺らぎ
刹那の水道水に愛溢す
綻びはインクの避けた気分で
ガラスの気球に乗ったっけ
警世の夜景や
ライオンの彗星
水たちの砦に
花言葉の論理
この深淵に注ぐ思い出たちは
まるで昨日のよう
マティーニに羽化したさくらんぼの憂鬱たちよ
寂寞のデカダンスを引き千切った家族の形骸に遡るように
鱗粉と汗を蘇生させた
万華鏡のハイエナに見初められ禊を終えた今朝を出迎るんだ
真新しい名ばかりのピンクの洋服に着替えて銀河を超えたんだ
娼婦と骨盤を壊しながら
空飛ぶ脱色を終えるんだ。
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